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桑原翠邦 くわばら すいほう
明治39年（1906）生〜 平成7年（1995）没。北海道帯広市出身
書宗院主宰。毎日書道展審査委員。日書理事。全日書文院長。
本名清美。旧姓は渡部。札幌鉄道局に勤務していたおり、大塚鶴洞に師事。
その関係で書学院を主宰する比田井天来の門に入り、直接指導を受け高弟となり、書学院で教授。川谷尚亭の益を受ける。
昭和9年（1934）鉄道省（JR）を退官、書を専業とする。
昭和13年（1938）北京に渡り、3年余りを中国で暮らし書の研究を積む。昭和15年（1940）北京にて「書宗院」を設立。
書宗は比田井天来が、桑原に贈った名。
昭和47（1972）年より東宮御所書道御進講（今上天皇陛下の皇太子殿下時代の書道の先生）「書宗院」は書の古典研究の団体で、翠邦亡き後桑原呂翁が跡を継ぎ代表として、全国で旺盛な活動をしている。
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宇野 素方 うの そほう
明治39年（1906）滋賀県大津市に生まれる。
東映の京都撮影所の美術監督として活躍。文展、帝展に出品。退職後、画業をもっぱらとし、独自の画風で多くのファンを持つ。
本品は梅雨の合間の、染め洗いの情景を優雅に描いている。
権威有る美術評価誌「美術市場」にも価格評価で掲載され十号サイズで100万円評価。